稀勢2敗守る 連続出場900回飾った

 「大相撲名古屋場所6日目」(12日、愛知県体育館)

 綱とりが厳しくなった稀勢の里は、臥牙丸を突き落とし、連敗を免れて4勝目を挙げた。

 かすかに残る綱とりの希望をつなげるためには、もう1敗もできない稀勢の里は臥牙丸を左からの突き落としで豪快に巨体を横転させた。相撲内容については「う~ん、徐々に良くなってきていると思うけど」と歯切れはいまひとつ。ただ、この日で初土俵からの連続出場が900回となり、「ここまでけががないのは幸せなこと。もっと強い体をつくりたい」と表情を緩めた。

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