白鵬、唯一の全勝 連勝は36に
「大相撲名古屋場所6日目」(12日、愛知県体育館)
横綱白鵬は小結松鳳山を突き落として無敗を守り、全勝だった大関琴奨菊と琴欧洲、平幕の魁聖が敗れたため、早くも優勝争いで単独トップに立った。
白鵬は立ち合いで松鳳山を受け止め、体を開いて突き落とした。唯一の無敗となり「引っ張っていけるよう頑張ります」と話した。連勝は36に伸びた。36連勝を2回記録したのは、63連勝を過去に記録した自身と、双葉山(69連勝と36連勝)のみで「そう、うれしいね」と喜んだ。次の相手は千代大龍。春場所の初顔合わせでは立ち合いで右に動き、すくい投げで退けたが「しっかり受けていきたい」と、今度は正面突破を宣言した。