相撲協会、評議員に池坊氏 女性で初
公益財団法人認定を申請中の日本相撲協会は23日、新法人で強力な権限を有する評議員の選定委員会を東京・両国国技館で開き、元文部科学副大臣の池坊保子氏(71)を正式に決めた。新法人移行が認められれば、相撲協会に女性初の評議員が誕生する。
来年1月1日の発足を目指す新法人の評議員7人全員が出そろった。構成は相撲協会外部から4人、力士出身者3人。
理事の選任や解任など重要事項の決定権を持つ評議員に女性が名を連ねることに、玉ノ井副理事(元大関栃東)は「いろいろな視野から、いいアドバイスをいただけると思う」と話した。
評議員は次の通り。
外部 池坊氏、鶴田卓彦氏(元日本経済新聞社社長)千家尊祐氏(出雲大社宮司)小西彦衛氏(日本公認会計士協会監事)▽力士出身者 湊川親方(元小結大徹)山響親方(元幕内巌雄)大嶽親方(元十両大竜)