白鵬、日馬富士が遷宮祝い土俵入り奉納
島根県出雲市の出雲大社で23日、60年ぶりに行われた遷宮を祝い、大相撲の白鵬、日馬富士の両横綱がそれぞれ、土俵入りを奉納した。出雲市の出雲ドームでは24日に秋巡業が実施される。
遷宮を祝う太鼓や相撲甚句の披露に続き、白鵬が露払いに旭天鵬と太刀持ちに魁聖を、日馬富士は露払いに時天空と太刀持ちに宝富士をそれぞれ従えて登場。観客からの「よいしょー」という掛け声に合わせて力強い四股を披露した。
これに先立ち、稀勢の里ら4大関や島根県隠岐の島町出身の隠岐の海らが本殿に参拝。出雲大社の境内には17日、遷宮を機に力士の始祖とされる「野見宿禰(のみのすくね)」を祭る野見宿禰神社が創建されたばかりで、この日、力士らが参拝した。