鶴竜来場所綱昇進ノルマは13勝以上V
大相撲の横綱審議委員会が27日、両国国技館で行われ、内山斉委員長(読売新聞グループ本社顧問)は、今場所14勝を挙げ来場所(3月9日初日)が綱とり場所になる大関鶴竜の昇進条件に言及した。
「優勝できないと難しいのでは。そもそも審判部から(諮問が)上がってこないでしょう。内容も、最も悪くて13勝ということじゃないですか」
鶴竜は2日目から14連勝し、千秋楽結びの一番では横綱白鵬を破った。決定戦で敗れ惜しくも初優勝を逃がしたが、場所を大いに沸かせた。「今場所は遠藤ら若手の台頭と、鶴竜の快進撃で盛り上がったいい場所だった。来場所鶴竜が優勝すれば、当然審判部から上がってくる。期待したい」と結んだ。