把瑠都、日本とエストニアの懸け橋に
大相撲の元大関把瑠都で、昨年9月の秋場所前に現役を引退したエストニア出身のカイド・ホーベルソン氏(29)が8日、東京・両国国技館で断髪式を開き、第2の人生では日本と母国エストニアの架け橋になることを誓った。
断髪式では、かつてしのぎを削った横綱白鵬もはさみを入れた。最後は師匠の尾上親方(元小結濱ノ嶋)が止めばさみ。8年間の力士生活が頭をよぎったのか、大粒の涙を流した。御礼あいさつでは「第2の人生は横綱を目指したい」と話し、満場の拍手を浴びた。
今後はエストニアで相撲を広めるなどの事業を手がける。「具体的なことは今は言えないけど、これからも日本とエストニアの懸け橋として頑張っていきたい」。母国を思い起こす降雪の中、怪人と呼ばれた人気力士が静かに土俵を去った。
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