元大関魁皇、浅香山部屋建設地で地鎮祭

 大相撲の友綱部屋から1日付で独立が認められた元大関魁皇の浅香山親方(41)が16日、東京都墨田区の浅香山部屋建設地で地鎮祭を行った。11年7月に現役を引退してから約2年半、念願の独立を果たした新師匠は「ここまで長かったので、無事にこの日を迎えられて良かった。気持ちの引き締まる思いです」と、ホッとした表情で語った。

 「できるだけ国技館の近くに部屋を持ちたかった」という建設予定地は、横綱白鵬のいる宮城野部屋からも徒歩数分という絶好の環境。4階建ての新しい部屋は年内にも完成することになっている。三段目の魁渡、序二段の魁将の2人に加え、春場所ではさらに2人の新弟子が入門する予定。「どこに出しても恥ずかしくない力士に育てたい」と、抱負を口にした。

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