鶴竜が会見、綱とり「いつも通りに」
「大相撲春場所」(3月9日初日、ボディメーカーコロシアム)
初場所で14勝し、春場所に綱とりのかかる大関鶴竜(28)=井筒=が24日、大阪市内で会見した。
教訓とするのは綱とりが期待されながら先場所、負け越した大関稀勢の里(27)=田子ノ浦。「それだけ大変なことと思う。いつも通りにやらないと」と、自らに言い聞かせた。
重圧は覚悟する。「周囲はそう(綱とりと)言うけど簡単じゃない。気にせず聞き流して、その気になってガーッとならないようにしたい。いい経験だと思って思い切りやる」と、気を引き締めた。
井筒親方(元関脇逆鉾)からは「綱とりよりも早いうちに優勝して欲しい。まだ1回もしていないんだから。自分に勝つこと」とゲキを飛ばされた。