白鵬、遠藤との合同稽古に大乗り気

 「大相撲春場所」(3月9日初日、ボディメーカーコロシアム)

 東前頭筆頭のホープ遠藤と、横綱白鵬の合同稽古が25日、実現へ向けて動き出した。遠藤は堺市内の追手風部屋で稽古を開始。約50人のファンが詰めかけた中、今場所デビュー予定の昨年のアマ横綱・川端翔伍に胸を出した。高校、大学の後輩に2敗を喫したものの、21番取って19勝とまずまずの滑り出しを見せた。

 「よくも悪くもない。でも、明日から場所が始まるわけではないので大丈夫」と遠藤。見守った師匠の追手風親方(元幕内大翔山)は「まだ腰が安定していないが、2、3日すればよくなる」と評した上で「横綱(白鵬)との稽古?いろいろやっています」と、調整中であることを示唆した。

 午後から大阪市ボディメーカーコロシアムで行われた力士会に出席した白鵬も合同稽古に大乗り気。「まだ場所まで10日以上あるので、1、2度稽古をつけてやりたい。(時期は)来週ですね」。2人とも同じ伊勢ケ浜一門で障害はない。実現すれば昨年9月場所前以来となる。

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