日馬富士、回復途上も気力でカバー!

 「大相撲春場所」(9日初日、ボディメーカーコロシアム)

 横綱昇進後初めての休場明けとなる日馬富士は6日、時津風部屋へ出稽古し、小結豊ノ島と11番取った。低い体勢からの攻めは取り戻したが、喉輪や突っ張りの威力は不足。最後は2連敗して切り上げた。場所への手応えを問われ「気合だよ、気合。気合で頑張る」と繰り返した。裏を返せば、十分に戻っていない体調を気力でカバーするしかない状態といえる。豊ノ島は「横綱は、調子が良くないと言っていた」と証言した。

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