遠藤“横綱級”支援 大阪で後援会発足

 「大相撲春場所」(9日初日、ボディメーカーコロシアム)

 東前頭筆頭に出世した遠藤(23)=追手風=の全国後援会となる「藤の会」の大阪支部発足パーティーが6日、大阪市内ホテルで開催され、600人が参加した。東京支部は5月に発足する。幕内在位わずか3場所ながら、異例の早さで全国規模での後押し実現。角界ホープの人気はとどまるところを知らない。

 人気急上昇の角界の若きホープを、日本全国の好角家は放ってはおかない。遠藤の後援会「藤の会」は全国に先駆け、大阪支部が発足。5月には東京支部が発足し、その後も支部は名古屋、博多へと拡大する予定だ。

 幕内在位わずか3場所で、異例の規模となる支援態勢。発足パーティーには、プロ野球元阪神の金本知憲氏(デイリースポーツ評論家)、広沢克実氏ら著名人を含む600人が駆け付けた。遠藤は「素直にうれしい。大阪はデビューした場所だし特別な思いがある」と喜んだ。

 日々、実感する周囲の期待に、あとは応えるのみだ。大阪入りしてからは連日、出稽古で横綱白鵬、大関鶴竜の強さを肌で感じた。顔中に残る痛々しいかすり傷にも胸を張る。

 「出稽古に行って、前もって(横綱、大関を)体感したのは思っていた以上。立ち合いのスピード、角度、パワー、すべてが違った。今場所はいつもとは違う感覚はある。傷を残したまま場所を迎えるのはなかったし、ちゃんと稽古した証し」

 今場所は東前頭筆頭に躍進し、上位陣との総当たりが確実。7日には初日、2日目の取組が発表される。「覚悟してやるしかない」。荒れる春場所の主役へ、初日から全力全開でぶち当たる。

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