放駒前理事長に300人が最後の別れ

 日本相撲協会の前理事長で、18日に虚血性心疾患のため66歳で急死した西森輝門氏(先代放駒親方、元大関魁傑)の葬儀・告別式が24日、東京都中野区の宝仙寺で営まれ、西森氏の1代前の理事長だった石山五郎氏(元横綱三重ノ海)や、現役時代に好勝負を繰り広げた元関脇高見山の渡辺大五郎氏ら約300人が参列し、故人をしのんだ。

 告別式で葬儀委員長を務めた一番弟子の芝田山親方(元横綱大乃国)が「相撲協会の数々の難題を解決した功労者。私どもの偉大な師匠が他界され、誠に残念だ」などと別れのあいさつをし、渡辺氏は「とても真面目で、自分に厳しい人だった」と誠実な人柄を振り返った。

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