日馬、反則認める「抜けなかった」

 「大相撲夏場所14日目」(24日、両国国技館)

 横綱日馬富士は大関稀勢の里と結びの一番で当たり、稀勢の里が反則で日馬富士に勝ち2敗。日馬富士は3敗となった。

 支度部屋に戻ってきた日馬富士は、サバサバした表情。「(指が)入っちゃったからね。抜けなかった」と悪びれずに負けを認めた。横綱の反則負けは03年名古屋場所5日目、朝青龍が旭鷲山のまげをつかんで以来。それでも日頃から闘争心をたぎらせる相手との勝負に、「お互いにいい立ち合いだった。稀勢の里は強くなった」と好敵手の健闘を称えていた。

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