逸ノ城が殊勲、敢闘ダブル受賞

 大相撲秋場所千秋楽の28日、三賞選考委員会が開かれ、新入幕で1横綱2大関を破り、千秋楽まで優勝を争った逸ノ城が殊勲賞と敢闘賞に輝いた。

 新入幕力士のダブル受賞は2000年夏場所の栃乃花(敢闘、技能)以来で、幕下付け出しデビューから所要5場所の初受賞は雅山と並び最速。複数受賞は12年春場所の鶴竜(殊勲、技能)以来となった。

 技能賞は5場所ぶりの該当者で、出し投げ、おっつけが光った35歳の安美錦が10年初場所以来6度目の受賞。三賞11度(殊勲4、敢闘1を含む)は豪栄道に並び現役最多となった。三賞全てに該当者がいたのは12年夏場所以来。

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