琴欧洲親方涙の断髪式「複雑な気持ち」

 大相撲の3月場所限りで引退した元大関の琴欧洲親方(31)=本名・安藤カロヤン、ブルガリア出身、佐渡ケ嶽部屋=の断髪式が4日、東京・両国国技館で行われた。ヨーロッパ出身力士として初めて大関に昇進して幕内優勝も果たした。断髪式では約350人がハサミを入れ、父ステファンさんが土俵に上がると大粒の涙を流した。

 最後に師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)が止めバサミを入れて大銀杏に別れを告げ、「まげがなくなってさっぱりしたけど複雑な気持ち。まだ実感がない」とベッカム似の甘いマスクで語った。今後は部屋付きの親方として後進の指導にあたる。「まだまだ勉強が足りないけど、自分を超える力士を育てたい」と意気込みを示した。

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