日本一の「白鵬牛」食べて最多V33だ
「大相撲初場所」(11日初日、両国国技館)
横綱白鵬は9日、自分と同じ名前の種牛から生産された鳥取和牛肉50キロを贈られ、東京都墨田区の宮城野部屋での贈呈式後に試食した。
種牛の名は「白鵬85の3」。1985年3月生まれの横綱と数字も偶然重なっており、贈呈した鳥取県の平井伸治知事は「これも何かの因縁。日本一の牛を食べて、日本一の記録をつくっていただきたい」と単独最多の優勝33回が懸かる初場所の必勝を願った。県産の米60キロ、長芋10キロも差し入れた。
白鵬は「同じ名前の牛がいるとは夢にも思わなかった。おいしくいただき、新記録をつくれればいいな」と景気付けに一気に平らげていた。