白鵬V33へ初日の懸賞最多130本
「大相撲初場所」(11日初日、両国国技館)
「昭和の大横綱」大鵬の記録を超える単独最多33度目の優勝を目指す横綱白鵬は10日、三役以上の力士らとともに国技館で行われた土俵祭りに参加した。31、32度目の優勝額贈呈式に臨んだ後、「横綱としていい相撲を取れるようにしたい」と力強く語った。
新記録への関心は高く、日本相撲協会の担当者によると、初日の小結栃煌山戦に上限の50本の懸賞がかかった。2010年春場所千秋楽の白鵬-日馬富士以来のこととなった。
初日の懸賞総本数も130本で、相撲協会に残る記録によると、本場所初日では最多に。同担当者は「白鵬関や結びの一番指定というものが増えた。(15日間の総本数は)過去最高になるんじゃないか」と驚きの様子だ。 一方で、北の湖理事長は「残りの2横綱には白鵬の優勝をストップしてもらわないと」と鶴竜、日馬富士に奮起を促した。