ビデオ判定錣山親方「取り直し妥当」

 白鵬が勝負判定に不満をあらわにした13日目の大関稀勢の里戦のビデオ判定を担当した審判委員の錣山親方(元関脇寺尾)と藤島親方(元大関武双山)は28日、同体取り直しが妥当と主張した。

 ビデオ室には5方向から取組を映す画面があり、土俵下に座る5人の審判と連携。際どい勝負では審判長と意見を交換する。錣山親方は「白鵬の右足甲がつくのが早かったが、稀勢の里も両足が浮いて死に体。何度もスローで確認した。取り直しが妥当だ」と説明した。

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