初土俵から11年 玉鷲が初の三役

 「大相撲春場所」(3月8日初日、ボディメーカーコロシアム)

 日本相撲協会は23日、大相撲春場所の新番付を発表し、照ノ富士と隠岐の海が新関脇、玉鷲が新小結に昇進した。

 新小結の玉鷲は、新しい番付表を見て「名前が大きくなったな」と喜んだ。初土俵から11年余り。外国出身力士としては最もスロー出世となる所要66場所で新三役に昇進した。照ノ富士や逸ノ城ら出世スピードが速いモンゴルの後輩に対抗意識を燃やし、「当たったら絶対負けないようにしたい」と気合を入れた。

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