照ノ富士、白鵬戦に気合「思い切って」
「大相撲夏場所・10日目」(19日、両国国技館)
関脇照ノ富士(23)=伊勢ヶ濱=は勝ち越しを決め2敗キープ。豊ノ島(31)=時津風=にもろ差しを許したものの、怪力できめ出した。
11日目(20日)は先場所、初撃破した白鵬(30)=宮城野=に挑む。「どうせ当たるなら、いつ当たっても同じ。思い切って取りたい」と気合十分。9日目に痛恨の2敗目を喫したが、横綱に勝てば今場所での大関とりの可能性が再び膨らむ。
白鵬は初顔の徳勝龍(28)=木瀬=を一気の寄りで瞬殺。「しっかり受けて集中した」と終盤戦へ向けギアを上げた様子。照ノ富士戦について問われると「先場所は先場所、今場所は今場所」と話し、自信ありげな笑みを浮かべた。