白鵬、琴奨菊に情け無用「思い通り」
「大相撲名古屋場所・12日目」(23日、愛知県体育館)
両横綱がともに譲らず1敗で首位を守った。鶴竜(29)=井筒=は右からのすくい投げで大関・照ノ富士(23)=伊勢ヶ浜=を下した。横綱昇進後初優勝をかけて残り3日間に臨む。白鵬(30)=宮城野=は大関・琴奨菊(31)=佐渡ヶ嶽=を肩透かしで破った。
情け無用だ。横綱・白鵬はかど番脱出へ必死の琴奨菊を右四つに組み止めて、タイミングのいい肩透かしで横転させ1敗を堅持した。「思い通りの動きができた」と満足そうにコメント。
休場明けの鶴竜の相撲については「自分の持ち味を出している。しっかり相撲を取り切っていますから」と冷静に分析した。