白鵬、先輩の去り際に感慨「思い出」

 大相撲名古屋場所で2場所ぶり35度目の優勝を果たした横綱・白鵬(30)=宮城野=が27日、名古屋市内で一夜明け会見に臨んだ。旭天鵬(40)=友綱=を旗手に行った優勝パレードについて「相撲人生で一生忘れない。大変いい思い出」と感慨に浸った。

 同じく近日中に引退表明となる若の里(39)=田子ノ浦=の涙にも感動した。「2人が温かい応援の中で引退するのを見て、ああいう風にしたい」と、自らの来るべき日も描いた。

 とはいえ、まだまだ若手の壁になる。父ムンフバト氏がモンゴル相撲の横綱で6連覇した。年6場所換算で、36度の優勝が次の目標で「年内に達成できれば」と力を込めた。

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