大関に昇進の照ノ富士、横綱目指す
5月の夏場所後に平成生まれの力士として初めて大関に昇進した照ノ富士(23)=伊勢ケ浜=の昇進披露祝賀会が6日、都内のホテルで行われた。北の湖理事長(元横綱)と白鵬、日馬富士、鶴竜の3横綱など関係者約1300人が出席。北の湖理事長からは「横綱を目指して精進努力してほしい」と祝辞を送られ、周囲は早くも近い将来の綱とりムードの雰囲気に包まれた。
師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)も「いずれ横綱になると確信している。もっと厳しく、さらに厳しく指導していく」と、きっぱり。モンゴルから駆け付けた家族の前であいさつに立った照ノ富士は「もうひとつ上の地位を目指して頑張ります。稽古は出来ているので、一番一番集中していく」と今後の飛躍を誓った。