豪栄道が照ノ富士に勝利し連敗止める
「大相撲九州場所・8日目」(15日、福岡国際センター)
横綱白鵬は関脇妙義龍を押し出し、8連勝で単独首位を守った。自身の最多記録を伸ばす39回目のストレート給金を決めた。1敗で追うのは横綱日馬富士、大関稀勢の里、琴奨菊と平幕の松鳳山、高安の5人。右膝を痛めている照ノ富士は、かど番の豪栄道との大関対決に敗れて4敗目を喫した。豪栄道は5勝3敗。
豪栄道は、立ち合いで右に変化した照ノ富士の動きをよく見て、右からのおっつけで押し込み、快勝した。連敗を2で止めての5勝目に「よく足が出ていた。(変化も)もしかしたら、というのは頭にあった」と冷静に勝因を分析した。かど番で苦しい土俵が続くものの、9日目の白鵬戦へ「思い切りやる」と闘志をみなぎらせた。