白鵬 東京五輪まで現役でV40目指す

 今年の大相撲初場所で大鵬の32回を抜いて史上1位となる33回目の優勝を飾り、現時点で35回まで優勝回数を伸ばしている横綱白鵬(30)=宮城野=が20日、都内のホテルで記念パーティーを開催し、改めて2020年東京五輪までの現役続行の意思を表明。優勝回数40回を目指すことを宣言した。

 パーティーには森喜朗元首相、歌舞伎役者の中村獅童、角界から九重親方(元横綱千代の富士)、北の富士勝昭さんら850人が出席。白鵬は次なる目標として「1つ1つ積み重ね、大台の40でしょうね」と話した。

 昨年の九州場所で大鵬の優勝回数32回に並び、今年の初場所であっさりと史上最多記録を打ち立てた。簡単に塗り替えたかのように見えるが、そうではないことを白鵬が一番知っている。「勝つことの難しさは、(横綱として初めて休場した)秋場所で感じました」。一人で戦ってきたわけではない。今回のパーティーを開いたのも「支えてくれた人に恩返ししたい」という思いからだった。

 名古屋場所で35回まで優勝回数を伸ばし、前人未到の地を突き進む横綱だが、さらなる目標をしっかりと定めている。あとどれだけ上乗せしたいかと聞かれ、40の数字を口にした。合わせて20年東京五輪までの現役続行も改めて口にしただけに、これも通過点になるかもしれない。

 16年はどこまで優勝回数を伸ばしていくのか。白鵬は「一番の敵は自分自身」と言い切った。

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