琴奨菊 内容が良ければ準Vでも綱検討

 大相撲初場所の横綱審議委員会が25日、東京・両国国技館で開かれた。守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)は、春場所が綱とりとなる大関琴奨菊の横綱昇進条件について「琴奨菊は今まで5回かど番になっているし、最高成績も12勝だが、(春場所で)優勝(して連続優勝)なら横綱に推薦する根拠になるから、いいのかなと思う」との考えを明かした。

 同委員長はこの発言に先立って八角理事長(元横綱北勝海)の「(琴奨菊の昇進は)あくまで(春場所の)相撲の内容で決めること。今の時点で何勝とか優勝、準優勝とか(条件は)言えないということでした」との考え方を披露。その上で「次の(春)場所で準優勝だったとしても、いい相撲で負けたのなら悩みますね」とし、優勝に準じる成績でも内容がよければ検討に値するのでは、との見方も口にした。

 また、横綱白鵬があっさりと負けた14、15日目の相撲について「委員から『あれは何なんだ』という声があり、理事長がどこかけがをしていたのかもしれないと答えていた」というやりとりも明かした。

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