綱とり琴奨菊「心の炎燃やす」
「大相撲春場所」(13日初日、エディオンアリーナ大阪)
初の綱とりに挑む大関琴奨菊(32)=佐渡ケ嶽=が6日、大阪府松原市消防本部で火災予防イベントに参加した。前日は故郷福岡・柳川市で水上パレードを行い夜に帰阪。この日は、四股やトレーニングの朝稽古後に同イベントに駆け付ける“分刻み”のスケジュールを笑顔で務めた。7日には大関稀勢の里が出稽古に来る可能性があり、稽古が本格化していく。
琴奨菊は、地元の園児と水消化器で「種火の早消し対決」を行うなど交流。最後のあいさつでは「大阪場所は心の中で炎を燃やし続けて頑張っていく。皆さんは火の元を締めるとか防火に努めて下さい」と締め、集まった観衆700人を沸かせた。