琴奨菊 綱とりへ向けて余裕の笑み
「大相撲春場所」(13日初日、エディオンアリーナ大阪)
エディオンアリーナ大阪で12日、土俵祭りが行われ、初の綱とりに挑む大関琴奨菊ら三役以上の力士や、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)らが出席し、15日間の安全を祈願した。
98年夏場所後の3代目若乃花以来となる日本出身の新横綱誕生へ、注目が集まる琴奨菊は「ここに向けて頑張ってきた。しっかり結果が出るように持っていくだけ」と活躍を期した。やり残したことはないかと問われると「何かある?」と報道陣に聞き返し、余裕の笑みを浮かべた。
八角理事長は「8日目まで全勝でいく気持ちで頑張ってほしい。自分は強いんだと強気でいくことが大事だ」と話した。