照ノ富士、かど番脱出「エヘヘ安心」

 「大相撲初場所・12日目」(24日、エディオンアリーナ大阪)

 大関照ノ富士(伊勢ケ浜)がかど番を脱出した。鶴竜を上手投げで破り、昨年の九州場所以来2場所ぶりの勝ち越しを決めた。

 支度部屋では「エヘヘ。安心したよ」と上機嫌。右鎖骨骨折と左膝半月板損傷で初場所を途中休場し、左膝にはメスも入れた。満身創痍(そうい)の戦いだったが「けがをひどくしないように相撲を取っていた。途中で勝ち越せないと思うぐらいだった。勝ち越せてよかった」としみじみしていた。

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