日馬富士が4場所ぶり8度目V 稀勢12勝、1差優勝ならず
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大相撲名古屋場所千秋楽(24日・愛知県体育館)単独トップの横綱日馬富士が横綱白鵬を寄り切り、13勝2敗で4場所ぶり8度目の優勝を決めた。1差で追った綱とりの稀勢の里は大関同士の対決で豪栄道を押し出して12勝目を挙げたが、初優勝を逃し、今場所後の横綱昇進はなくなった。
白鵬は10勝5敗。豪栄道は7勝8敗と負け越し、9月の秋場所は4度目のかど番で迎える。大関照ノ富士は関脇魁聖を退けて勝ち越し、かど番を脱した。魁聖は8敗目。
12勝3敗の貴ノ岩と10勝の宝富士が敢闘賞を受賞し、11勝の小結高安が技能賞、10勝の嘉風が殊勲賞を獲得した。