夏巡業、白鵬が右足親指骨折か 稀勢の里は右足関節捻挫

 大相撲の夏巡業が31日、岐阜市で始まり、横綱白鵬は稽古に姿を現さず、横綱土俵入りと取組だけを行った。玉ノ井巡業部副部長(元大関栃東)は「(右足親指の)骨折があったみたいだ。治すには時間がかかるだろう」と話した。

 白鵬は勢に敗れた名古屋場所9日目に右足親指を痛めた。千秋楽翌日の25日には「骨に異常はなかったが、筋繊維が多少傷ついているみたい」と説明していた。

 巡業序盤を休場予定の大関稀勢の里はこの日までに「右足関節捻挫、2週間の安静を要する」との26日付の診断書を提出した。

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