元千代の富士の通夜営まれる 7月末死去、八角理事長ら参列

 大相撲の元横綱千代の富士で、7月31日に膵臓がんのために61歳で死去した先代九重親方=本名秋元貢、北海道福島町出身=の通夜が6日、東京都墨田区の九重部屋で営まれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)らが参列した。

 部屋の稽古場に祭壇が設けられ、スーツ姿の遺影だった。「ウルフ」の愛称で人気だった先代九重親方は史上3位の優勝31度を果たし、同2位の通算1045勝を挙げるなど数々の記録を残した。1989年には国民栄誉賞を受賞。91年夏場所限りで引退し、92年4月から九重部屋を継いだ。

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