復興願い2横綱が土俵入り、宮城 津波被害の名取市で

 東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた宮城県名取市の閖上地区で12日、大相撲の白鵬関と日馬富士関の2横綱が慰霊碑に献花して土俵入りを披露し、早期の復興を祈願した。

 この日は快晴となり、白鵬関らが慰霊碑前で力強く四股を踏むと、市民ら約千人から大きな歓声が上がった。被災者の三浦洋子さん(64)は「迫力があって感無量。被災当時を思い出し涙が出たが、少しずつ復興してほしい」と願った。

 白鵬関は終了後に「東北の方にたくさん応援してもらい、自分の方が勇気づけられた」と話した。

 閖上地区では700人以上が犠牲になった。慰霊碑の高さは襲来した津波と同じ8・4メートル。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(相撲)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス