稀勢、綱とりへ意欲十分 「早く自分でつかまえないと」

 7月の名古屋場所から望みをつなげ、再び綱とりに挑む大関稀勢の里は29日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で記者会見し、「しっかり調整して初日を迎えるだけ。早く自分でつかまえないと」との言い回しを用い、引き締まった表情で横綱昇進への意欲を語った。

 右足の負傷のため夏巡業の序盤を休み「申し訳なかった。(今は)痛みはない」と述べた。3月の春場所から13勝、13勝、12勝と優勝争いに絡んだ。番付編成を担う日本相撲協会審判部は初優勝を昇進の条件に挙げている。本人も自覚十分で「優勝しないと上を目指せない。しっかり悔いの残らない相撲を取りたい」と意気込んだ。

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