豪栄道が15戦全勝で初優勝 日本勢20年ぶり

 大相撲秋場所千秋楽(25日・両国国技館)14日目に初優勝を決めた豪栄道が、琴奨菊との大関対決を寄り切りで制し、かど番で15戦全勝優勝を果たした。日本人力士では1996年秋場所の横綱貴乃花以来、20年ぶりの全勝制覇で、11月の九州場所では横綱昇進に挑む。琴奨菊は6敗目。

 横綱同士の一番は、日馬富士が鶴竜を寄り切って12勝目を挙げた。大関稀勢の里は大関照ノ富士を寄り切って、鶴竜とともに10勝5敗。照ノ富士は4勝11敗に終わった。

 13勝2敗の平幕遠藤が初の技能賞を獲得。2横綱3大関を破った隠岐の海が初の殊勲賞で、新関脇で10勝の高安が3度目の敢闘賞。

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