豪栄道3敗、綱とり厳しく 鶴竜9連勝、1敗は3人

 大相撲九州場所9日目(21日・福岡国際センター)豪栄道は大関対決で稀勢の里の突き落としに屈し、2連敗で3敗目となり、今場所後の横綱昇進は厳しくなった。稀勢の里は2敗を維持。

 横綱鶴竜は関脇高安を寄り切り、9連勝で単独首位を守った。高安は5敗目で大関とりが絶望的。横綱日馬富士は関脇隠岐の海を寄り切り、横綱白鵬が大関琴奨菊を上手投げで退け、ともに勝ち越した。琴奨菊は6敗目。かど番の大関照ノ富士は7勝目を挙げた。

 全勝の鶴竜を追う1敗は両横綱と平幕石浦の3人。十両は1敗の大砂嵐が単独トップに立った。

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