大震災当日生まれ照強、新十両へ 被災者に「負けじと頑張りたい」

 大相撲の力士で、阪神大震災が起きた1995年1月17日に震源地に近い兵庫県洲本市の病院で生まれた照強(21)=本名福岡翔輝、兵庫県南あわじ市出身、伊勢ケ浜部屋=が来年1月に開催される初場所(東京・両国国技館)で新たに十両へ昇進することが30日、日本相撲協会の番付編成会議で決まった。

 福岡県太宰府市内で記者会見した照強は「本当にうれしい。復興に向けて神戸や関西地区の人が頑張ってきたので、それに負けじと自分も頑張りたい」と意気込んだ。

 十両以上は関取と呼ばれて月給をもらえるようになるなど、相撲界では力士として一人前の扱いを受ける。

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