23歳の山本、新弟子受検へ 大相撲、新規定第1号

 門戸拡大を図る日本相撲協会が、相撲や他競技で一定の実績を持つ志望者を対象に新弟子検査の年齢制限を23歳未満から25歳未満に緩和(付け出し有資格者を除く)したことを受け、中大相撲部出身で23歳の山本大生(北海道岩内町出身)が二所ノ関部屋に入門したことが21日、分かった。

 師匠の二所ノ関親方(元大関若嶋津)によると、28日の新弟子検査を受ける承認を理事会で得ており、新規定での受検者第1号となる。来年1月の初場所で前相撲からの初土俵を目指す。

 山本は突き、押しが得意で、中大4年の昨年に全国学生選手権で個人ベスト16に入り、卒業後は北海道福島町役場に勤務。

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