北の富士氏が心臓を手術 解説は休み、3月復帰意向

 大相撲の元横綱で解説者の北の富士勝昭氏(74)=本名竹沢勝昭、北海道出身=が昨年末に心臓の手術を受け、8日から始まった初場所でNHKのテレビ、ラジオの解説を全て休むことになった。同日に明らかにしたNHKによると経過は良好で、現在は東京都内の自宅で療養中。3月の春場所から復帰する意向を示しているという。

 北の富士氏は現役時代に優勝10回を記録し、引退後は九重親方として千代の富士、北勝海の両横綱らを育てた。日本相撲協会理事も務めたが、1998年1月に同協会を55歳で退職。現在は歯に衣着せぬ物言いと、ユーモアを交えた解説でファンに親しまれている。

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