「和田監督‐鳥谷」会談で虎一体だ
阪神・和田豊監督(50)が13日、新人合同自主トレ視察に訪れた鳴尾浜球場で、今季のチームキャプテンに指名した鳥谷と会談する意向を示した。チーム方針、期待する役割など、直接対談で指揮官の狙いを打ち明ける。
「チーム構成上、トリ(鳥谷)には全面的に前に出てもらう。だからやるべきことだろうと思う。意思疎通を図って。できるだけ早い時期にと思ってる」と和田監督。鳥谷が2月15日からWBC日本代表候補の宮崎キャンプに参加することもあり、春季キャンプ序盤に時間と場所を設ける予定だ。
沖縄で自主トレ中の鳥谷も和田案に賛同した。「キャプテンということは監督から言われましたけど、監督の考えもあると思いますし、(投手キャプテンと)2人置いていたのを1人にした理由もあると思いますし、キャンプに行って聞けたらと思います」と腹蔵なく話し合う考えだ。
和田監督が現場の意向、方針を鳥谷に伝え、キャプテンが各選手に伝えることで、意思疎通の図れる風通しのよいチームの一体感が生まれ、不協和音を発生させない集合体となる。