大和“戦艦ボディー”でフル出場宣言

 超大食いで“大型戦艦”にバージョンアップだ!阪神・大和内野手(25)が22日、地元・鹿児島での自主トレを打ち上げ、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場での練習を開始。オフから食事の量を大幅に増やし、体重増に成功したことを明かした。持ち前のスピードにパワーを加え、今季は全試合出場を目指す。

 ひと回り大きくなった体が成果の程を表した。「今は3、4キロ増やして、体重は69キロぐらいになりました。苦しかったですけど、食べないと体重が落ちてしまうので」。表情には、確かな手応えがにじんでいた。

 昨季は自己最多の128試合に出場。中堅の定位置を、ほぼ手中にした。だが「シーズン中は、夏場に体重が4キロぐらいは落ちてしまった」と、1軍で1年間を戦い抜く体力が不足していることを痛感したという。

 そのため、今オフは壮絶な大食いに挑戦。「朝昼晩と、その間にも食事を取った」と、1日に5度の食事を摂取。そして1回の食事の量も「ごはんを(茶わんで)5、6杯分を、おにぎりにして食べた」。結果、現在では例年の同時期より4キロ増の体を手に入れた。

 このままでは、ただ太っただけ。その一方で鹿児島自主トレでは、昨年まで1時間程度だった打撃練習を、「打ち込む量が多くなりました。(毎日)2時間ぐらいはやってきた」と倍増させた。

 このハードトレが奏功し、持ち前のスピードは維持。その上で課題としていた打撃は「ある程度飛びますし、維持できたらいい」と力強さを増した。「目標は全試合出場。キャンプインからアピールしたい」と大和。福留が加わり激化した外野の定位置争いに、“戦艦ボディー”を携えて勝負を挑む。

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