隼太視界良好!レーシックで左右1・5
1軍キャンプ帯同が決まり、レギュラー奪取を目指す阪神の伊藤隼太外野手(23)が23日、鳴尾浜で自主トレを行い、昨年12月に神戸市内の病院でレーシック手術を受けていたことを明かした。
福留らとの定位置争いへ、オフの間に準備を整えていた。これまでは裸眼の視力が右0・5、左0・3と悪く、コンタクトレンズを着用してプレーを続けていた。だが近視に加え乱視もあり、レーシック手術を受けることを決めた。
術後の経過は良好で視力は左右ともに1・5まで回復したという。「ナイターではぜんぜん、見え方が違う。乱視も入っていたので見えやすくなった」と表情を緩めた。視力は打撃、守備だけでなく野球全般の動きに影響する。それだけにキャンプイン前に不安を取り除いた効果は大きい。
阪神では鳥谷が07年オフにレーシック手術を受け、その後、打撃成績も飛躍的に向上。いまや主軸として、チームに欠かせない存在だ。さらに昨年はキャンプ中の宿舎で田上にフットマッサージ器を借りていたが、年末に自費で購入。沖縄にも持ち込む予定で、体のメンテナンスに自己投資を惜しまない。
「キャンプは去年やって雰囲気はわかっている。去年よりは余裕がある」と語った。2年目の飛躍へ、視界は良好だ。