虎・藤浪が後輩にエール「粘れば勝機」
「第85回選抜高校野球大会」(3月22日から13日間、甲子園)の出場校選考委員会が25日、大阪市内で行われ、記念大会のため、例年より4校増の出場36校が決定した。史上初の3季連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)の2年連続6度目のセンバツ出場が決まった。昨年、春夏連覇を成し遂げた立役者、阪神・藤浪も後輩にエールを送った。
阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭=は、母校の後輩にエールを送った。
「春はどこが飛び抜けているということはないと思うので、まずは地に足をつけて、どんな状況でも粘ってやれば勝機は出てくると思うので、最後まであきらめずにやってほしいです」
昨春のセンバツは、初戦で大谷(現日本ハム)擁する花巻東と対戦。大谷には本塁打を浴びたが、粘りの投球で初戦を突破すると、一気に頂点まで上り詰めた。
自身の経験から「最初は余計な力も入りますし、自分の思い通りにいかないプレーもあるんですけど、徐々に慣れてくると思うので、初戦、落ち着いてやってほしいと思います」とアドバイスを送った。