新井に専属トレーナー!右肩チェックや
4番奪回へ、手厚い援軍だ!右肩後方関節唇(しん)損傷から再起を期す阪神・新井貴浩内野手(35)の復活をサポートするため、沖縄キャンプにリハビリ担当トレーナーが配置されることが、25日までに決まった。
新井の“専属”トレーナーが帯同する。右肩の故障が完治せず、当初はキャンプ2軍スタートも検討されていたが、本人が沖縄行きを強く志願。これに伴い、本来は2軍キャンプ地の安芸を拠点にするリハビリ担当スタッフの沖縄行きが決定。昨年9月に左肘を手術した榎田とともに、ほぼ専属で回復経過を見守ることになった。
1軍首脳によると、新井は第2クールまでメーンキャンプ地の宜野座村球場を離れ、隣接する金武(きん)町の新球場で桧山らと別メニュー調整を行う予定だ。1軍本隊合流の目安は「(ダイヤモンドの)対角で痛みが出ずに、強い球を投げられること」だという。制限なくシートノックに参加できるレベルになるまで、トレーナーと二人三脚で再生を目指す。
「ポジションは言われたところをどこでもやる」と話す。球団からの手厚いサポートを受け、新井が復活ロードを歩む。