久保2000万減でサイン 抑えに気合

 阪神・久保康友投手(32)が31日、沖縄のチーム宿舎で契約交渉し、2000万減の1億2000万円(金額は推定)でサインした。チーム最後の契約となった久保は、今季はクローザーに転向。これまで以上に「責任感」を持ってシーズンに臨む決意を示した。

 「プライベート的にはワクワク。仕事的には不安です」と独特の言い回しで現在の心情を表現。抑えというポジションに高揚感を覚えながらも、勝敗に直結する未知の世界に不安も感じている。

 先発では常々「強い球」に意識を置いてきた。しかし今季は「最悪でも結果を残さなければならない」。自身の調子に関係なく、抑えとしての役割を全うする考えだ。

 すでに抑えとしての調整も進めている。「(自主トレ期間中は)ほぼ毎日(ブルペンに)入っている。球数は少なく30~40球程度ですけど」。キャンプ中も継続して連日ブルペンに入る予定だ。

 期待と不安が入り交じる中、キャンプに突入する。「与えられたところで最高の成績を残すしかない」。虎の勝負の行方は自分の右肩にかかっている。新守護神にその覚悟はある。

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