藤浪、4年後のWBC代表目指す!
「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)
ダルロードで侍入りだ。阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭=が、2017年に開催予定の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での「侍ジャパン」入りへ、意気込みを示した。
この日は日本代表・山本浩二監督ら、侍首脳陣が宜野座キャンプを視察。直接の接触はなかったが、山本監督も「活気があるな」と、藤浪フィーバーでファンが殺到している虎キャンプに、驚きの表情を見せた。
常々、山本監督は藤浪に対し「そこ(WBC)に出たいという気持ちになってほしい。大舞台を経験することで、成長するからね」と、将来の侍入りへ期待を寄せていた。これには藤浪も「もちろん、そういう投手を目指して頑張りたいと思います」と、夢の舞台へ思いをはせた。
2017年は入団5年目のシーズン。米大リーグ、レンジャーズ・ダルビッシュが09年大会に出場したのも、プロ5年目だ。キャンプ3日目を終え「慣れが“だれ”にならないようにしたい」と気を引き締めた藤浪。その決意でダル並みの成績を残し、4年後の世界の舞台に立つ。