ドラ2北條が11日西武戦デビュー決定
「阪神2軍キャンプ」(6日、安芸)
ドラフト2位・北條史也内野手(18)=光星学院=が、練習試合初戦となる11日の西武戦(春野)で実戦デビューすることが決まった。平田勝男2軍監督(53)が「使う方向」と明言した。
第1クールの内容は、十分に合格点だった。最終日のこの日は、初めてフルメニューを消化。1月の新人合同自主トレ中にも実戦での育成を示唆していた平田2軍監督は「順調に来ている。使っていかなきゃ。見たくなるやろ」と、方針に変化がないことを強調した。
相乗効果も生まれている。指揮官は「北條といういい刺激が入った。効果?感じるねえ」とニンマリ。西田、坂らの名前を挙げ、若手の競争意識の高まりを指摘した。
この日のフリー打撃では196スイングで柵越えはゼロ。疲れの影響を感じさせる中で、初めてけん制のサインプレー練習もこなすなど、北條は精力的に汗を流した。途中出場となる可能性が高いが、実戦デビューへ「楽しみな部分もなければおかしい。緊張感を持って、しっかりフットワークを使った自分のプレーが出せれば。エラーをするかもしれないが、攻めたプレーをしていきたい」と目標を掲げた。