和田虎10、11日サバイバル練習試合

 「阪神春季キャンプ」(7日、宜野座)

 サバイバルが始まる‐。和田豊監督(50)がキャンプ初の休日となった7日、第2クールの10、11日に行われる練習試合の結果次第で、1、2軍の選手入れ替えを図る方針を示した。開幕1軍の当落線上に位置する選手には、生き残りをかけた2試合になる。

 「1試合悪かったからといって、すぐ代えるわけじゃないけど、実戦形式が入ってくると、いろんな報告が入ってくる。振り落とすための2試合ではないけど、ファームからの報告を聞いてから判断します」と和田監督。結果が出なければ即2軍降格ではないが、2軍でいい状態の選手がいれば、相対比較で降格もあり得るとの姿勢を示した。

 オープン戦を含めて、計10試合を組んだ2月。当面は若手を起用し、昨年からの成長度合いを見極める。昨年からの大幅な実戦増はチャンスでもあり、逆にライバルに足をすくわれる場になる可能性もある。開幕1軍を勝ち取るには結果と内容の両方が必要。火花散る激しい戦い。南国が熱く燃える。

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