藤浪のテーマ曲をET‐KINGが熱望

 「阪神春季キャンプ」(8日、宜野座)

 甲子園席巻で黄金右腕にテーマ曲ができる!?阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭=に、大阪を拠点とする7人組J‐POPユニット「ET‐KING」のリーダー・イトキン(33)が、活躍の際にはオリジナルテーマ曲を贈りたい意向を示した。

 イトキンは、自身が金曜日のパーソナリティーを務めるMBSラジオの番組「夜はラジオと決めています」の取材で、阪神キャンプを訪問。初のキャンプ取材に「間近で見ると(選手の)動きがきれい。楽しいですね」と感激。その中でも目を引いたのが、藤浪だ。

 サブグラウンドで右腕と遭遇し「手足が長いのに、ノックを受けても投げるのが速い」と身体能力に驚き「テーマソングを、ぜひ作りたいですね」とオリジナルテーマ曲提供に意欲を見せた。

 これまでもヤクルト・藤本が阪神時代から同ユニットの曲を入場曲で使い、元中日・佐伯にはオリジナル曲「PRIDE」を贈っている。藤浪に対しては「曲のイメージが難しい。それが想像できないぐらい、スゴイ可能性を秘めていると感じた」と話していた。

 藤浪は第2クール初日で、投内連係に初参加。「緊張して動きが硬かった」と振り返ったが、和田監督をして「何をやらせても無難にこなす。これがアカンというのが無い。逆に見せてほしいぐらい」と驚くほど。その勢いは、とどまることを知らない。

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