新井14日に本隊合流&シートノック
「阪神春季キャンプ」(8日、金武)
右肩後方関節唇(しん)損傷から再起を期す阪神・新井貴浩内野手(36)が14日のシートノックで、初めて全体練習の守備につくことが決まった。
キャンプインから7日間、宜野座村の隣町・金武町の球場で別メニュー調整を続ける新井のチーム本隊への合流時期について、久慈守備走塁コーチは「全力で投げなくていいから、そこ(14日)で一度見せてほしいと本人に伝えてある」と明かした。同日予定されている紅白戦には出場せず、試合前練習で一塁の守備に就き、右肩の回復状況を首脳陣に報告する。
また新井専属で1軍キャンプに帯同するリハビリ担当の権田トレーナーの滞在延長も決定。当初、同トレーナーは第3クールから2軍の安芸キャンプに合流する予定だったが、首脳陣が新井の回復具合を見て予定を変更。同クール終了の17日までサポート体制を継続することになった。